暦の上では秋となり、すっかり涼しくなった今日この頃。
7月の唐津から始まった夏花火撮影記も終盤を迎えつつあります。
六回目の今回は雨で24日から30日に延期となった柳川市の『第16回有明海花火フェスタ』です。

大会目玉の約1kmに渡って空中に花が咲く超ワイドなスターマイン「スカイナイアガラ柳川スペシャル」。
右の花火は締めに上がった直径500mの二尺玉。
花火

2003年に3,125mの世界一長いナイアガラ花火としてギネスに認定され、2008年に3,514mで記録を更新した同大会。
昨年よりそのナイアガラ花火の次なる目玉として新たに登場したのがこの「スカイナイアガラ柳川スペシャル」です。
花火

こんな超ワイドな花火が実現できたのも打ち上げ場所が有明海に面した開けた干拓地ということもあるでしょう。
福岡では恐らくここでしか見れない貴重な、そして豪華で雄大な花火です。
花火

これに合わせて入手した訳ではありませんが、今回初めて超広角レンズ「EF16-35mm F4L IS USM」と「EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM」を使用。
撮影場所からはワイ端の16mmで端から端まで切れることなく写りました。
花火

前回は斜め後方からの視点だったため、全体が見渡せませんでしたが、今回は正攻法で会場近くのほぼ正面に陣取ったので全体像を掴めました。
花火の写り込みを期待して下に用水路?を入れましたが、これは別に要らなかったかも(苦笑)
花火

こちらは「スカイナイアガラ」終了後に上がったワイドスターマイン。
「スカイナイアガラ」で大会終了かと思いましたが、まだこんな花火が残っているとは思いませんでした。
花火

柳川の花火はギネスに挑戦したり、今回のようなスカイナイアガラを上げたりと、大会内容に特に力を入れていることが傍から見ても伺い知れ、とても好印象です。
花火

今まで見た中で九州のおすすめの夏の花火大会を三つ挙げよと言われれば、撮影第一回目の『九州花火大会』、第五回目の『関門海峡花火大会』、そして今回の『有明海花火フェスタ』になるかも知れませんね。
花火

今回は目玉の「スカイナイアガラ柳川スペシャル」目当てで撮影しましたが、その他の花火もきれいに花が咲いて楽しめました。
花火

花火

こちらは「EOS 7D」+「EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM」で撮影。
NDフィルターを忘れたため絞りを16にしましたが、右が白飛びしていますね。
花火

花火

少し長めの露光でどう写るか試しましたが、やはり花火が重なり過ぎるので、短めでシャッターを閉じた方がいいようです。
花火

「スカイナイアガラ柳川スペシャル」素晴らしかったです。
来年も期待しています!
花火

次回はいよいよラストラン。
9月6日に香椎浜で開催予定の 『第24回Fukuoka東区花火大会』で2014夏花火の最終回です。

PRO1D プロND4(W)使用。

柳川市にて。

 

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